淡路サンセットラインのはなし
淡路サンセットライン
淡路島の北から南へ、淡路島西側の海岸線に沿った県道31号線を走るドライブコースを「淡路サンセットライン」といいます。
「淡路サンセットライン」という名の通り、夕方にこの道を走ると瀬戸内海に沈む夕日を見ることが出来ます。夕日が空と海全体を紅く染め上げ、穏やかな瀬戸内海のおかげで、夕日の光があたかも黄金色に輝く一本の道かのように海面に映し出されます。春から夏にかけ、天気が良いときは特に美しく、多くの人々を魅了しています。
また、「淡路サンセットライン」沿線には、「江埼灯台」、日本で最初に流れ着いた香木を祀る「枯木神社」、夏場海水浴客やキャンプ客でにぎわう「多賀の浜海水浴場」、お線香の香りただよう「お線香づくりのまち 江井」、「五色浜」、「慶野松原」などお勧めのスポットが盛りだくさんです。
ちなみに、地元では淡路島の西側のことを「西浦」と呼びます。(東側のことは「東浦」と呼びます。)「浦」とは、海辺や海岸沿線の意味で、この「西浦」に吹く乾いた季節風がお線香の乾燥を助け、淡路島の上質なお線香作りを育んできました。
「淡路サンセットライン」は自動車で1時間ぐらいのコースです。また、自動車だけでなく、ロードサイクルなどで走るのも楽しいコースかもしれません。瀬戸内海に沈む夕日をご覧に、是非いらっしゃって下さい。