炭のお香
炭のお香が花粉対策に・・・
近年、炭や木酢液などの効果があらためて注目を集 めているのをご存知でしょうか?中でも注目されているのがその健康効果です。そもそもかつては炭と我々の生活は切っても切れないものでした。当時は、至る山々で炭がやかれ、様々な樹木と調和した,独特でさわやかな香気がしていた そうです。しかし、戦後のエネルギーは、炭から電気・石油へと変遷していきました。そしていつしか、炭をやいたときに発生する独特の香気(フィトンチッ ド)は姿を消していきました・・・。
さて、現代人の5人に1人が悩まされているという「花粉症」、実はほんの数十年前には「花粉症」でお悩みになられる方はあまりいなかったそうです。ではなぜ山で炭やきが行なわれていた頃に比べて、こんなにも「花粉症」で悩まれる方が多いのでしょうか? もちろんその理由には、「都市化」「日本人の抗力の減退」等もあげられています。しかし、この炭をやくときにでる独特の香気が大きく関わっているのではないかという論もあります。
炭博士とも呼ばれる林学博士の(故)岸本定吉先生は、「炭をやいた時に出る独特の香気(フィトンチッド)が空気中で膜のような役割を果たして、スギやヒノキなどのの花粉によるアレルギー症状を防いでくれるのではないか」とおっしゃっています。
梅薫堂では、木酢液を使用した「炭のお香」を製造しております。木酢液とは炭を焼くときに出る煙を冷却したものです。木酢液には、原料である樹木の熱分解成分が200種類以上も含まれています。いわ ば、木酢液は樹木のエキスなのです。事実木酢液には酢酸のほか、有機酸成分が約300種類もあることがわかっています。その中にポリフェノール類などの薬効成分が多く含まれています。それらの成分が、線香の煙となって空気中に拡がると、成分の相乗効果で、マイナスイオンが発生し、備長炭効果が発揮されます。事実、数多くの喜びの声もいただくことができました。 また、炭のお香には、精神を安定させたり、消臭や清浄効果もあります。 原料が樹木で自然素材なので、副作用がないのも長所。薬との併用も可能です。早速炭のお香を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
竹炭のお香「竹清香」
梅薫堂では、竹炭の「炭のお香」も生産して おります。 厳選された国内産の竹炭、竹酢液、植物性 消臭剤配合の竹清香を備長炭同様、独自製法技術 により製造しております。 竹清香は、平成13年2月より企画販売元 京都「公長斎小菅」にて発売され、サンフラン シスコ、ニューヨークでも大変好評な商品ですのでよろしくお願いします。
- 公長斎小菅
- 京都市中京区宗林町88番地
- TEL 075-253-1186