大鳴門橋とくにうみ伝説のはなし
大鳴門橋開通30周年
昭和60年(1985年)6月8日、淡路島(兵庫県南あわじ市福良丙)と四国(徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦)を結ぶ連絡橋として、大鳴門橋(おおなるときょう)が開通しました。橋の長さ1,629m、最大支間長876m、幅25m、主塔の高さ144.3m-。世界三大潮流のひとつでもある「鳴門海峡」がその橋の真下にあり、太平洋と瀬戸内海から流れ込む潮流がぶつかりあってできる「渦潮」を見ることができます。
現在、兵庫県と徳島県では、「鳴門の渦潮を世界遺産に」という取り組みも行われています。
歴史的な背景をみると、淡路島と徳島とは繋がりが深く、交易も盛んでした。ただ、大鳴門橋ができるまで、淡路島と徳島間の往来には連絡船を利用していました。大鳴門橋の完成によって交通手段は自動車となり、時間短縮や利便性向上と相まって、この地域のゆったりとした時間の流れにも変化を与えるきっかけとなったように思います。
くにうみ伝説
ちなみに当時、梅薫堂では「くにうみ伝説」という製品を開発し、発売しています。
「くにうみ伝説」は、淡路島を感じていただけるよう数種類の香りをセレクトしたお線香のギフト製品です。
30年前、大鳴門橋開通を記念して淡路島の各地で「くにうみの祭典」(昭和60年3月~8月)というイベントが開催されました。淡路島は古事記や日本書紀にも記されているとおり、日本で最初に生まれた島とされています。(『国生み神話』)「くにうみの祭典」に合わせ、淡路島に来た思い出として、また、この「国生み神話」をより多くの皆さまに知っていただきたいとの思いからこの「くにうみ伝説」という製品が誕生しました。
なお現在「くにうみ伝説」は、お問合せのみの販売とさせていただいております。